街道をゆく〜第2弾『柳生街道〜剣豪の里篇』
柳生といえば、石舟斎
自他ともに認める『バガボンド』を愛して止まない私。
剣豪石舟斎は、それはそれは魅力的に描かれていて、興味深い剣豪です。
なので今回は『柳生街道』
剣豪の里柳生から、滝坂の道を経て奈良に向かう道です。
おつうになった気分で大殿さまに会いに行って来ました。
(あほ丸出しの発言w)


今回も同行は、幼なじみのたかちゃん。
このコースを提案してくれた姉は、残念ながらお休みです。

6時半近鉄難波から奈良へ。
7時半のバスに乗って50分、柳生の里に到着です。

まずは、家老屋敷に
お決まりのこれ



う〜ん、女なのでお藤の方に顔出せば良かったかな。。。


石舟斎の供養のために創建
沢庵和尚が開山した『芳徳寺』へ。





柳生新陰流兵法図
不謹慎だか何だかかわいい。



美しい庭。

廃藩後は、悲しい運命にあった様ですが
いまは、解体修理も終え、今の姿にいたったそうです。
宗矩公、沢庵和尚の像は、厄を免れ安置されていました。良かった。

そしてその裏には、


柳生一族のお墓。
これはなかなか凄い迫力です。
千葉真一が演じた、柳生十兵衛のお墓も勿論ありましたよ〜。

凄く観に行きたかったのが
石舟斎が一太刀で割ったという怪石『一刀石』
『天乃石立神社』にその石はあるのですが、
この神社の素晴らしいこと。
巨石をご神体とする自然信仰の神社ですが、
これをパワースポットと言わずしてなんと言う
と言わんばかりの神々しいばかりの巨石群。



天の岩戸の扉石が落ちてきたという。
見事に2枚平行に並んでいるのです。



本当大きな岩、苔むした岩肌がこの上なく美しい。



左の岩は、きんちゃく石
五円玉挟んできました。ご利益ありそうなのです。

そして、その奥に鎮座するのが


石舟斎が天狗を切ったら、翌朝のこの姿になっていたという。
見事にまっ二つに切られてました。
思った以上に大きくってビックリ。
見事な切り口です。



そして、山道に入ると



岩に彫られた六地蔵



疱瘡地蔵

信仰の道なたたずまい。


山道から開けた柳生集落
綺麗な農村地帯です。



約3時間、11.8キロの道のり(i-phoneGPS)
滝坂の道に続く円成寺に無事到着。
一応、目標通り前半戦を終えました。


『滝坂の道篇』に続く。

2012/06/12 16:04 | Comments(0) | 街道をゆく

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