裏庭手芸教室『こぎン刺しでポーチを作りましょう』
昨日今日と、とんでもない暑さですね。
あ〜やだやだ。

そんな暑さの中、次回の刺繍教室のサンプル作りに勤しみました。
今回は、最近人気の日本の伝統刺繍『こぎん刺し』です。

こぎん刺しは、津軽地方で労働着を補強する為に刺され始めました。
それが、徐々に洗練され、装飾的なこぎん刺しが開花、
晴れの日の着物としてこぎん刺しの着物は、着られる様になりました。

娘のため、旦那様のため、そして自分のため、
このようにごく身近な人の為に丹誠込めて作られたものは、
やはり売ることを目的に作られたものとは、違います。
ヨーロッパの民族衣装に施される刺繍もしかり
やはり作り手の愛情のこもったものは、やはり素晴らしい。

日本民藝館を訪れると、昔に作られた素晴らしいこぎん刺しの
着物を見ることができるので、興味のある方は是非行ってみて下さい。

補足ですが、その頃刺しの上手な人は、嫁入り条件としてよかったそうです。
その頃であれば、私も早く嫁に行ってたかもしれないですね〜。


今回の教室は、こぎん刺しのポーチです。
こぎん刺しを身近に、という感じです。






今回の模様は、
ウマのクツワ・ハナコ・四枚菱を組み合わせてみました。
基本作業は、ぐし縫いなので難しくは、ありません。
有る一定の法則、1/3/5と奇数目を拾っていく作業となります。
根気と慎重さが大事な刺繍です。

刺繍生地は、コングレスという目数を数えやすい刺繍専用の生地を使用。
刺し糸は、こぎん刺し用の綿糸を使って刺します。

刺繍用の生地は、
白・オフ(サンプル使用色)・紺・茶色の4色よりお選びいただき、
刺し糸も、多数ご用意させていただきますので、好きな配色で刺して頂きます。


開催日は、
8月6日(木)11時〜2時
8月8日(土)2時〜5時
講習費*3300円(お茶&おやつ付き)

お申し込みの際に、刺繍生地の希望色をお伝え下さいませ。


講習時間内では、刺す作業で終わると思いますので、
ポーチに仕上げる作業は、自宅での作業となります。
縫製が苦手という方には、500円にて仕上げ作業を承りますので
お申し込みの際に、お申し出下さいませ。


日本の伝統的な刺繍『こぎん刺し』
是非、皆さんも挑戦してみて下さい。
ご参加お待ちしております。





2009/07/13 15:04 | Comments(0) | TrackBack() | 刺繍教室

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