丁寧に作られたもの
私が自分のお金で
お洋服を買うようになった20歳の頃から比べると
考えもつかないお安い価格でお洋服を買えるようになった。
一年着れればOKって気持ちで着るならいいにしても
中途半端な気持ちで買って、後悔することも多いでしょう。
ものの値段は、2分化され高いもの安いもの
両極端になってしまった。

高いものには、理由がある。
(中には納得のいかない価格設定のものもあるが。)
しかし、安いものにも理由がある。

お洋服を作るには、
まず生地が必要、そして附属
ボタンやファスナー、裏地や芯地も必要。
そして裁断、縫製、プレス。
そのすべてにそれに関わる人の人件費が必要。
いくら、物価の安い、人件費も安い地域で縫われたとしても
驚くほど安い価格のお洋服は、どうやって作られているのか?
企業努力でクリアー出来るのは、どれだけ?
企業努力という名の締め付けが、下請け孫請けに
向けられているのではないだろうか?
さらにそこで働く人達に。

私は、正義の味方でも無ければ
理想主義者でもないけれど、
やっぱり洋服が大好きなので、
自分が納得する、自分自身が袖を通し
納得いくものを皆さんにお勧めしていきたいと思う。

物を作るのが好きで
実際手を動かしてきたからこそ、
作る人側の気持ちも解るし、
ビジネスとしての物作りの難しさも解る。
そんな中で、この難しい時代にあっても
大切に心を込めて作られたものには、
尊敬の念を抱かずには居れないのです。










2012/10/21 17:11 | Comments(0) | MON Chou Chou

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